使い捨てカイロの正しい捨て方と、かしこい再利用方法

寒い冬のお役立ちアイテムの使い捨てカイロ。皆さんお使いでしょうか?

私は寒いのが本当に苦手なので出かける時は必ず使っていて、ドラッグストアなどで大きな箱に入っているものをまとめ買いしています。

貼るタイプのカイロを腰と背中に貼って、靴下に貼るタイプも貼って・・・、1日でトータル4つは使う使い捨てカイロのヘビーユーザーなのです。

寒い季節は毎日のように使うので、当然ながら使用後の使い捨てカイロは大量に溜まっていきます。

捨てる時に毎回「もったいないなー何かに使えないのかな」と思っていたので、再利用方法について調べてみたら、結構あるんですよこれが!

それから、使い捨てカイロを捨てる時には、燃えるゴミ、燃えないゴミどちらとして扱うべきかご存知ですか?

なんだか特殊なものなので、悩んじゃいますよね。

ということで今回は、使い捨てカイロの正しい捨て方、再利用方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。


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もくじ

燃えるゴミ?燃えないゴミ?使い捨てカイロの正しい捨て方


使い捨てカイロの捨て方は、燃えるごみ、燃えないごみどちらに分別すべきか?

結論から言うと、使い捨てカイロの捨て方は各自治体によって違います

ですので、お住いの地域のゴミの分別方法をよく確認してから捨てるようにしましょう。

地域によってさまざまで、燃えるゴミとして扱っているところもあれば、不燃ごみとして扱われていたり、金属やガラス類と一緒に出すという地域もあります。

ちなみに私が住んでいる地域は不燃ごみとなっています。

わからない場合は、市役所に電話するなどして確認してみましょう。


また、使い捨てカイロを捨てる時に気をつけたいのは、きちんと冷めてから捨てるということ。

まだ温かく発熱している状態で捨てるのは危険です。

生ゴミなどの水分と使い捨てカイロの中の鉄が反応して、発熱を促進してしまい、最悪の場合は発火してしまうということもありえます。

自治体の指定が、燃えるごみであろうと、燃えないごみであろうと、使い捨てカイロは、冷たくなった状態で捨てる。これ必須です!

未使用の使い捨てカイロを捨てるときも、開封して一度発熱させて冷ましてから捨てるようにしましょう。


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捨てる前に知っておいて!使い捨てカイロの再利用方法

私のように使い捨てカイロをたくさん使うという、ヘビーユーザーの方にはぜひ知って頂きたいのが、その再利用方法です!

あまり知られていないかもしれませんが、使用済み使い捨てカイロって意外と再利用の方法があるのですよ。

脱臭剤として使う


使い捨てカイロの中には活性炭が入っています。

この活性炭は、消臭剤などにも使われていることで知られています。

活性炭の表面の細かい穴が、匂いを取る役目をしてくれるのです。

これを利用して、靴の中の脱臭をしましょう!

サイズ的にもぴったりかと思います。

使い終わった使い捨てカイロを、靴の中に入れて臭い取りに使いましょう。

特に冬はブーツを履く人も多いかと思いますが、ブーツって匂いがこもりがちですよね。

使い捨てカイロで脱臭、ぜひ試してみてください!


除湿剤として使う

意外かもしれませんが使い捨てカイロには高吸水性の樹脂が含まれているので、除湿剤としても利用することができます。

さすがに大きさ的に考えると、お部屋の除湿とまではいきませんが、押し入れやクローゼット、タンスの中などに入れておけば湿気を吸収する効果が期待できます。

脱臭効果もそうですが、靴の中の湿気取りとしてもぴったりですね。

土壌改良として使う

使い捨てカイロの中に入っている、バーミキュライトという物質は土壌改良として使われるものでもあります。

ガーデニングに使用する土に混ぜて挿し木や、種まき用土として使われている成分です。

また、マグネシウムやカリウム、鉄などの成分も含まれており、これらは植物の生育を良くするのに役立ってくれます。

ただひとつ気をつけたいのは、使い捨てカイロの中には塩が含まれていることがあり、土に混ぜることで塩害を起こしてしまう場合があります。

そうさせないためには、一度中身を取り出して水と混ぜて塩分を水に溶かし出し、コーヒーフィルターなどで濾してから使うのがおすすめです。

コーヒーフィルターは、100円ショップでも売っているので、ぜひお試しあれ!

まとめ

今回は、使い捨てカイロの捨て方と再利用方法についてお伝えしてきました。

整理すると
  • 使い捨てカイロの捨て方は自治体によって違うので確認が必要
  • 使った後は冷たくなってから捨てる
  • 捨てる前に消臭・除湿剤として再利用
  • 土壌改良として使う場合は塩分を濾してから
といった内容でしたね。

使い捨てカイロの中にはいろいろな原料が入っているため、自治体によって捨て方が異なります。

きちんと確認してからすてるようにしましょう!

そして、温かい状態のまま捨てるのは危険ですからやめてくださいね。

また、そのまま捨てるのはもったいない様々な再利用方法があるので、ぜひお試しください。


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