ドライフルーツの栄養を比較!生との違いや種類別の栄養を解説

近年、ドライフルーツは栄養価の高さなどから注目度が高まっている食品のひとつ。

朝食として、ドライフルーツ入りのシリアルやグラノーラなどが人気ですよね。



また、登山や長距離のトレイルランニングなどのアウトドアの時の補助栄養食としても、大変重宝されているんですよ。

ドライフルーツは、言葉通り果物を乾燥させたもの。

果物の水分を抜くことによって、果実に含まれる糖分が高まり、菌やカビが繁殖するのを防ぐ効果があるので長期保存が可能になるので、昔から保存食として親しまれてきた食べ物です。

最近は、自然な甘みと高い栄養価からダイエット中にも食べられるおやつとしても人気が高まっているようですね。

そんなドライフルーツの栄養について、生の果実との違いや、種類によっての効果についてまとめてみました

数多くあるドライフルーツを選ぶときの、参考にしてくださいね。

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もくじ

ドライフルーツは生より栄養がある?



果物を乾燥させてドライフルーツにすることで、グンとアップする栄養素があります。

それは、ミネラルと食物繊維です。

果物によってアップする比率は変わってきますが、ドライフルーツは生と比較して、5~10倍もアップするんですよ!

ミネラルの中でも、鉄分やカリウム、カルシウムやリンなどという大切な栄養素が生のときよりも凝縮されて、効率よく吸収することができるようになるんです。

また、整腸作用がある食物繊維もかなり豊富になりますので、便秘などに悩む女性には積極的に取り入れてほしいですね。

しかし、ドライフルーツにすることで減ってしまう栄養素もあります。

それはビタミンCです。

ビタミンCはドライにする過程で減少してしまうので、ビタミンCを摂取したい方は生の果実を食べるのがオススメですね。


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どれがおすすめ?栄養価の高いドライフルーツとその効果

ドライフルーツは、果物の種類によって含まれている栄養価が違うので、目的にあった種類を選んで食べるのがおすすめ。

こちらでは、目的ごとにおすすめのドライフルーツを紹介していきたいと思います。

美肌・アンチエイジングにおすすめ


おすすめのドライフルーツ:マンゴー、あんず(アプリコット)、りんご

ドライフルーツにする過程で失われやすいビタミンCですが、マンゴーやリンゴは比較的ドライにしてもビタミンCが豊富に含まれています。

また、ビタミンAも多く含まれているので肌の新陳代謝を促進してくれて美肌への期待ができます。

疲労回復におすすめ

おすすめのドライフルーツ:パイナップル、ウメ、キウイ、りんご

クエン酸は細胞の働きが活性化するのを助ける働きがあり、疲労回復が期待できます。

ダイエット中にも積極的に取りたいドライフルーツでもあります。

パイナップルやウメのドライフルーツには、クエン酸が多く含まれています。

また、キウイやりんごのドライフルーツは比較的ビタミンCを多く含みます。

クエン酸とビタミンCを同時に摂取することで、より疲労回復効果を高めてくれるんですよ。

貧血予防におすすめ


おすすめのドライフルーツ:レーズン、プルーン

レーズンやプルーンのドライフルーツには、鉄分が多く含まれているので、貧血の予防におすすめです。

鉄分だけでなく、ヘモグロビンを運ぶのに必要な銅も含んでいます。

貧血に悩む女性の方は多いので、ヨーグルトなどと一緒に摂ると良いでしょう。

美肌、アンチエイジングにおすすめ

おすすめのドライフルーツ:マンゴー、クランベリー、干し柿、あんず(アプリコット)

ビタミンCやビタミンA、βカロチンなどを多く含み、お肌の新陳代謝をアップさせてくれます。

特にクランベリーには、アントシアニンが多く含まれていますよ。

アントシアニンには抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ効果が期待できます。

便秘予防におすすめ

おすすめのドライフルーツ:あんず(アプリコット)、干し柿、プルーン、バナナ

ドライフルーツは基本的に食物繊維が豊富ですが、これらのドライフルーツはその中でも特におすすめ。

水溶性食物繊維が多いので、整腸作用がバツグンなんです。

ヨーグルトなどの乳酸菌と一緒に食べて、さらに効果をアップさせましょう。

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まとめ

果物を乾燥させて作られたドライフルーツ。

気軽に食べられて栄養価も高く、健康に嬉しい効果もたくさん!

朝食のヨーグルトに混ぜたり、ナッツなどと一緒に摂ることでさらに効果がアップします。

毎日の食事やおやつに、ぜひドライフルーツを取り入れてみてはいかがでしょうか。


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