真っ白いきれいなシャツについてしまった黄ばみ、どうしていますか?
襟元や袖、脇の下の部分などは黄ばんでしまいがちな場所ですよね。
また、しばらく着ていなかった服を久しぶりに着ようとしたら全体的に黄ばんでしまっているなんて事もあるのではないでしょうか。
私も先日、衣替えをしながらクローゼットのシャツをチェックしていると、何枚か黄ばんでしまった服を発見してショックを受けていたところです。
キチンと洗ってからしまっておいたはずなのに、どうして黄ばんでしまうんでしょうか?
衣類が黄ばんでしまう原因と、黄ばんでしまったシャツをきれいに洗濯する方法についてまとめてみました。
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もくじ
衣類の黄ばみの原因と基本的な洗濯方法
黄ばみの原因、それは・・・
衣類が黄ばんでしまう原因、それはズバリ皮脂!
私たちの体から出る皮脂が衣類に染み込んで、空気に触れて酸化することによって黄ばみが発生してしまうんです。
洋服の襟元や袖口は、他の部分よりも身体が接触してこすれる部分なので、皮脂が染み込みやすく黄ばみやすくなります。
また、脇の下も汗をたくさんかきやすいのでその分皮脂が染み込み黄ばんでしまうんですね。
キチンと洗っているつもりでも、どうしても繊維の奥の汚れは取れにくいもの。
毎日の洗濯では落としきれずに繊維の奥に残ってしまう皮脂。
その衣類に残ってしまった皮脂が、時間が立つとだんだん黄ばみに変化していってしまうのです。
黄ばみのついた衣類の洗濯方法
では、その黄ばみをつけないためにできる基本的な洗濯の方法をご紹介します。
皮脂が酸化してついてしまった黄ばみは、放置してしまうとさらに黒ずみへと変化して、もっと落としにくい汚れになってしまいます。
普段から黄ばみを予防することが大切ですよ!
一度着た服は放置せず早めに洗濯する
毎日着るシャツは、週末にまとめて洗濯するという方もいるのではないでしょうか?ですが、皮脂が染み込んだシャツを放置してしまうと酸化が進んでどんどん黄ばみが強くなってしまいます。
服に黄ばみをつけたく無ければ、面倒でも放置せずにすぐに洗濯するようにしましょう。
放置すればするほど、落としにくい黄ばみになってしまいますよ。
黄ばみやすい部分は予備洗いする
洗濯をする時、洗濯機だけに任せちゃっていませんか?私も以前は洗濯機任せで、入れてスイッチを押すだけという洗濯方法でしたが、それではどうしても汚れが落ちにくく黄ばみやすくなってしまいます。
普段から黄ばみが付きやすい襟元や袖口などは、洗濯機に入れる前に石鹸をつけて水やぬるま湯で予備洗をするようにしましょう。
バケツや洗面器に粉石鹸を溶かして、ぬるま湯で20分ぐらいつけ置きするとさらに効果的です。
部分的な黄ばみだけではなく、全体的な汚れも落ちやすくなりますよ。
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洗剤?重曹?黄ばみを簡単に落とす方法
続いては、気をつけていてもできてしまった黄ばみを落とす方法をご紹介します。
衣類についてしまった黄ばみを落とす方法は、重曹や漂白用洗剤を使うなど、いろいろあります。
上手に黄ばみを落としましょう!
洗剤を使って黄ばみを落とす方法
台所用の中性洗剤と、酸素系の粉末漂白剤を混ぜ、それに水を入れてペースト状の洗剤を作って黄ばみの部分に歯ブラシなどで優しくこすりながら塗っていきます。こすり塗ったら10〜20分ほど放置してから、通常通り洗濯機で洗濯します。
黄ばみの原因の皮脂は、油なので中性洗剤を使うことで落としやすくなるんですよ。
全体的な黄ばみには、お湯に溶いた洗剤で煮洗いするのも効果的。
ステンレスかホーローの鍋にお湯を沸かして粉末洗剤を入れて、シャツなどを煮ます。
長時間煮なくてOK!2〜3分で火を止めて冷めるまで待ってから、水洗いして干すだけで大丈夫です。
ただし、おしゃれ着や形の崩れやすい服、ウールやシルク、ポリエステルなどの素材には向きません!
重曹とクエン酸を使って落とす方法
重曹を水で溶かしたものを黄ばんだ部分に塗り込みます。軽く揉んだら、クエン酸を水で薄めたものをスプレーで吹きかけていきます。
そうすると中和反応が起こり、しゅわしゅわ泡が出てきて汚れを浮き上がらせてくれますよ。
また、全体的な黄ばみを落としたい場合は重曹と漂白剤を使いましょう。
重曹と酸素系の粉末漂白剤を、40度ぐらいのぬるま湯に溶かしてそこに洗濯物を浸けます。(重曹の量は500mlの水に大さじ1程度、漂白剤は記載された適量)
1時間ぐらい浸け置いてから、通常通り洗濯します。
これで、服についてしまった全体的な黄ばみを落とすことができますよ。
まとめ
衣類が黄ばんでしまう原因は皮脂!黄ばみになってしまわないように、洗濯物は放置せずにできるだけすぐに洗うようにしましょう。
黄ばみやすい部分は普段から予備洗などをして、黄ばみ対策をすると良いです。
黄ばんでしまった服は、重曹や洗剤を組み合わせて使うことで効率よく汚れを落とすことができますので、それぞれの性質を活かしてお洗濯しましょう。
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