ドアに手を挟んだり、足を思い切ってぶつけたりしたときに、強烈な痛みがあった後、血豆ができたという経験はありませんか?
また、できてしまった血豆を無理矢理潰して血を抜いたら早く治るのでは?と思ったことはないでしょうか?
その対処法、本当にあっているのでしょうか?
- どうして血豆ができるのか?
- 血豆ができてしまったときってどう対処すればよいのか?
ということで今回は、血豆ができる原因と、血豆ができたときの正しい対処法についてお伝えします。
スポンサーリンク
もくじ
そもそも血豆って何が原因でできる
血豆とは、手足などを強く打ったり挟んだりしたときに皮下の毛細血管が切れて血が流れこんでできるものです。
手足だけではなく、歯で口の中を噛んでしまったときにできる場合もあります。
口の中にまで血豆が出来るなんて驚きですよね。
そんな血豆が出来る原因とは一体なんでしょうか。
血豆ができる原因は部位によって異なる
血豆ができる原因は部位によって違います。まず、手足に血豆ができる原因は、外からの強い衝撃によって、皮膚の中で内出血が起こり血豆ができるケースが多いです。
ドアに手を挟んだり、思い切って足をぶつけりすることで、皮膚の中で内出血が生じ、血豆ができたり、靴擦れなど強く圧迫されている場合も血豆ができやすいです。
次に、口に血豆ができる原因は、なんらかの物理的な刺激によって血豆ができるのかについて。
自分の歯で頬の内側を噛んでしまったり、熱々の飲食物によって熱傷を起こしてしまうなどの物理的な損傷によって、血管が破壊され内出血し、そして血豆ができてしまうのです。
スポンサーリンク
間違えないで!血豆ができた時の正しい対処法
続いて、血豆ができた時の正しい対処法を部位別でみていきましょう。手足にできた血豆の対処法
手足にできた血豆の対処法はいくつかあるので、順番に説明してきますね。
1つ目は、血豆ができたらすぐに患部を冷やして血液を凝固させるという対処法です。
冷やすことで炎症が抑えられ、血豆が大きくなることを防げるのです。
2つ目の対処法は、血豆を潰して血を抜き取るという方法です
しかし、この対処法には注意点があります。強引に血豆を潰したりすることは絶対にしないでください。
ですかた、冒頭に言っていた血豆を無理矢理潰して血を抜いたら早く治るのでは、、、というのは間違った対処法です。絶対にしないでくださいね。
血豆の血を抜きるときの正しい対処法は、針先を消毒してから血豆に刺して血を抜き取り(このとき、強引に血豆をつぶしてはいけません)、血を抜いた後は消毒液を塗って絆創膏で保護します。
きちんと消毒しないと、ばい菌が入って炎症を起こしたり化膿する場合がありますので注意してください。
3つ目の対処法は、絆創膏などを貼って放置して、自然治癒を待つ方法です。
だいたい1週間から10日ぐらいで血豆が治ってきます。
口の中にできた血豆の対処法
次に、口の中に出来た血豆の対処法です。口の中の場合は放置して自然治癒で治すのが基本です。
放置することで体内に自然に吸収されて、1週間くらいで治ってきます。
洗口液などで口内消毒するのも有効的な方法です。
また、口の中の血豆は、ビタミンB2やビタミンCの不足で生じることもあります。
ですから、ビタミンB2やビタミンCを多く含む食品を積極的に摂取することで血豆を改善することができます。
レーザー治療という選択肢も!
口の中の血豆を早く治したい場合は、レーザー治療をするという方法があります。この治療は、口腔外科や歯科で受けることができます。
保険適用外ですが2000円くらいで治療でき、痛みも少なくて、時間も5分から10分ぐらいで終わります。
「同じところに何度も血豆ができる」そんな症状は要注意!!
今回紹介した正しい対処法で血豆が治ったのに、同じ場所に血豆ができてしまったり、頻繁に血豆が発生している場合は注意してください。その血豆は悪性の可能性があり、放置していると悪性腫瘍に進行してしまう危険性がありますので、なにかおかしいなと思ったら早めに病院で受診してください。
まとめ
今回は血豆はできる原因と、できてしまった時の対処法についてご紹介しました。血豆ができる原因はいろんなケースがあり、対処法もいくつかあります。
また、自然治癒でも治すことができましたね。
血豆ができたときの1番の注意点は、頻繁に血豆ができる場合やなかなか血豆が治らない場合などです。
何かの病気の可能性がありますので、早めに病院を受診することをおすすめします。
スポンサーリンク