カラッと晴れた気持ちのよい天気の日には、どこの家のベランダにもお布団が干されているのを目にしますよね。
天日干しにしたお布団は、フカフカで気持ちがいいものです。
布団を干すのはなかなかの重労働ですが、気持ちいい眠りにつくためにも頑張ってやっておきたいですよね。
でも、適当に干しちゃったりしていませんか?
干す時間や布団の種類などは意識していますか?
実は布団の種類によって干すときの注意点などは違ってくるんです。
布団の天日干しの時間についてちょっとご説明したいと思います。
また、天日干しの効果や注意点についてもまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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もくじ
布団を天日干しする場合、どれくらいの時間干せば良いの?
皆さんは布団を天日干しするとき、どのぐらいの時間干していますか?
私は、天気の良い朝はだいたい9時ごろから布団を干して、取り込むのは昼過ぎの3時頃というパターンが多かったのですが、実はそれだと干す時間が長すぎんだとか・・・。
天日干しの時間は長ければ良いというわけでない!
実は、布団は長時間干せばいいというわけではありません。あまり長時間干してしまうと、紫外線によって布団の繊維を痛める原因となってしまいます!
干す時間は、30分から長くて2時間以内にしましょう。
また、布団は片面だけでなく裏返して両面干すようにします。
両面1〜2時間ずつで、合わせて4時間以内です。
布団の種類によって干す時間は違う
上記の2時間以内というのは、綿や合成繊維でできている布団の場合の目安です。羊毛布団や羽毛布団は痛みやすいので、もっと干す時間を短くします。
羊毛なら1時間以内、羽毛なら30分を目安にしてください。
また、この羊毛や羽毛布団の天日干しは月に1〜2回までです。
痛みやすいので基本は風通しの良い陰干しにするようにしましょう!
私はこれを知らなくて今までずっと、羽毛布団を何時間も天日干しにしていました。
中は見えませんが、我が家の羽毛たちはきっと傷んでいることでしょう・・・。かわいそうに。
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布団を天日干しする意味と効果・注意点
そもそも、布団を天日干しにするのって、どんな意味・効果があるのでしょうか?
布団を天日干しする意味と効果は主に3つあります。
布団を天日干しする意味・効果
布団を乾燥させる
私達が毎日寝ている時にかく汗の量は約200mlと言われています。何とコップ1杯分ほどの汗をかいているんですって。ビックリですよね。
ですから当然、布団はその汗を吸い込んで湿気を溜め込んでしまうことになります。
湿気を吸ったままの布団は衛生的に良くないし、ダニやカビの発生の原因となるだけでなく、繊維も痛めてしまいます。
また、せっかくフカフカの布団も湿気があるとペタンコになって冷たくなってしまいます。
定期的に天日干しして布団の中まで乾燥させて、フカフカの状態を保つようにしましょう!
カビ、ダニの予防と退治
布団を干さずに湿った状態にしておくと、カビやダニが発生しやすくなってしまいます。ダニは湿度の高い場所が大好きなので、湿ったままの布団だとどんどん増えていってしまいます。
ダニ自体を殺すことはできませんが、ダニが住みにくい環境にするために、天日干しは効果的です。
殺菌、消臭効果
太陽からの紫外線には殺菌効果があります。布団についた細菌を殺して、嫌な匂いの原因ともなる細菌を死滅させる働きをしてくれます。
天日干しの注意点
布団の天日干しは、長時間干さないという話をしましたが、その他にもこんな注意点がありますよ。布団を干す場所をきれいにしておこう
ベランダの柵や物干し竿など、ホコリや汚れをキチンと落としておきましょう。途中で裏返して両面干すこと
片面だけでなく両面干すと、乾燥も殺菌も効果的に行なえますよ。羊毛、羽毛は基本的に陰干し
傷みやすい素材の羊毛や羽毛布団は風通しの良い日陰に干してくだい。天日干しは月に1〜2回短時間で済ませましょう。
また、干す時には布団カバーやシーツを掛けたままで干してください。
布団は叩きすぎないこと
布団を取り込む時にバンバン叩いていませんか?ホコリを出したくて叩く人は多いですが、叩きすぎると布団の繊維が痛みます。
軽くホコリを払う程度にしておきましょう。
取り込んだら掃除機をかける
天日干しをすると、全てではありませんがダニが死んで死骸となって付着していることがありますので、取り込んだ後に掃除機をかけると清潔に保てますよ。表面のホコリも取ることができますしね。
まとめ
太陽に干した後のフカフカの布団で寝るのは気持ちがいいですよね。天日干しをするのには、乾燥させたり殺菌したりと、ちゃんと理由があるんですね。
布団の種類によって、天日干しする時間が違ってくるのでそれに注意して干すようにしましょう!
天日干しで湿気を取って殺菌し、ダニやカビを防ぎ、布団を清潔に保って気持ちのよい良質な睡眠を取って健康的に過ごしてくださいね。
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