スーパーの油売り場でごま油を見てみると、黒いごま油と白いごま油の2種類のごま油があるのに気が付いたことはりませんか?
一般的によく使われている黒い(茶色)ごま油と、ほとんど色がついていないサラダ油のような色をした白ごま油です。
この2種類のごま油の違いって一体なんだろう・・・?と、気になりませんか?
調べてみると意外な事が分かりました。
そこで今回は、白・黒の2つのごま油の違い、使い分け方やおすすめの食べ方についてご紹介していきます。
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もくじ
白と黒のごま油はどこが違う?
ではまず、白いごま油と黒いごま油の違いからご説明します。
白・黒は焙煎をするか、しないかの違い
白いごま油と黒いごま油の大きな違いはズバリ、油を搾る前にごまの焙煎をしているか、していないかの違いなのです。私のイメージでは、白ごまを搾ったものが白いごま油で、黒ごまを搾ったものが黒いごま油なのではないか・・・と思っていたのですが、どうやら違うんですね。
実はどちらのごま油も、原料は同じなのだそうです。意外でした。
胡麻を圧搾する前に焙煎することで、香りが強くて色の濃い一般的によく使われているごま油が出来上がります。
それに対して、太白ごま油を作る工程ではごまを一切焙煎せずにそのまま圧搾します。
焙煎せずに搾った油は、ほとんど無色で、香りもごく弱いものとなるのです。
成分・栄養価の違いはある?
次に気になるのは、栄養価や成分に違いはあるのか?ということです。こちらを調べてみると、白いごま油と黒いごま油の栄養分に違いは特になし!とのこと。
これはまた意外でした・・・。
原料が一緒なら、当然なのかもしれませんが。
気になる黒白それぞれのごま油の風味の違いは?
黒と白、2種類のごま油の栄養価には違いがありませんが、風味は大きく異なります。黒い方のごま油は、ごま特有の風味豊かな香りが特徴です。
白いごま油は、かすかにごまの香りはするものの、ほとんど無味無臭といった感じです。
それぞれの特徴がありますので、使い分けして活用しましょう。
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白ごま油と黒ごま油の使い分け!おすすめの食べ方は?
香り高い黒ごま油と、無色で香りのない白ごま油。それぞれの使い分け方と、おすすめの食べ方についてご紹介します。
黒ごま油のおすすめの食べ方
まずは、黒ごま油の食べ方から紹介します。
黒ごま油は、一般的によく中華系の料理をつくる時に使われているという方が多いのではないでしょうか。
餃子や麻婆豆腐、チャーハンや中華スープなどに黒ごま油を少し加えると、一気に本格的な風味が増して美味しく仕上がりますよね。
また、和え物などにも大活躍します。
私はごま油が大好きで、毎日のように料理に活用しています。
例えば冷やっこの上にキムチを載せてビールのおつまみにするのが大好きですが、その時にごま油を数滴たらすだけで一気に風味が増して美味しさが倍増するんですよ。
また、アボカドとの相性も良いんです。
私がよく食べているのは、アボカド納豆丼です。
納豆とサイコロ状に切ったアボカドを混ぜて、ご飯の上に乗せるだけの簡単レシピなのですが、納豆のタレと一緒に少量の黒ごま油を混ぜるとすごく美味しいんです!
納豆とアボカドが好きな方は、是非試してみてください!
白ごま油食べ方は?
続いて、白ごま油を使った食べ方をご紹介します。白ごま油はクセがなく、材料の邪魔をしないので基本的にどんな料理にも使えます。
サラダ油のような感覚で使っても良いでしょう。
ですが、特におすすめの使い方はスイーツ作りです。
パウンドケーキやパンケーキ、クッキーなどを作る時にはバターが減量に入ることが多いのですが、そのバターを白ごま油に変えて作ることができるんですよ。
植物性の白ごま油はバターに比べてヘルシーに仕上がりますので、ダイエットしているという方にもおすすめです。
また、ふわふわでしっとりと仕上がるのでケーキ作りにも向いているんです。
こちらも是非お試しくださいね!
まとめ
今回は、白いごま油と黒いごま油の違いや、それぞれのおすすめの食べ方についてご紹介しました。2つのごま油の特徴を整理すると、
- 白と黒、2種類のごま油の違いは絞る前に焙煎しているかどうか
- 色や香りは大きく違うが、成分はほとんど同じ
黒・白それぞれのごま油の特徴を活かして、お料理に活用してみてくださいね!
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