缶詰の賞味期限切れについて確認方法と捨て方・処分方法を解説

缶詰といえば、今や私達の日常に欠かせない食品と言っても過言ではないほど、定着しているものではないでしょうか。



我が家に必ずストックしている缶詰といえば、トマト缶、サバ缶、ツナ缶、ミックスビーンズ、コーンビーフ・・・、などなど、結構な種類を常備しています。

いつでも気軽に使えて、料理のバリエーションも広がる缶詰は本当に重宝しますよね。

何より長期保存できるのが嬉しいところ。
安い時にまとめ買いをして保管している、というご家庭も多いのではないでしょうか?

でも、賞味期限はチェックしていますか?

いくら長期保存ができるとは言え、缶詰にも賞味期限があります

私も先日戸棚の整理をしていたら、1年以上賞味期限切れになったサンマの缶詰が出てきてショックを受けていたところです…。

たまには賞味期限を確認しなければいけないなーと反省しました。

そこで、缶詰の賞味期限の確認方法や、賞味期限切れになった場合の捨て方・処分方法についてまとめてみましたのでご覧ください!

スポンサーリンク

もくじ

その缶詰、大丈夫?賞味期限の確認方法



国産の缶詰でラベルが付いている場合は、ラベルなどにも賞味期限が見やすく表示されている事が多く、簡単に確認することができます。

ですが、ラベルに賞味期限がない場合や海外輸入品の缶詰などの場合は、賞味期限がちょっと確認しづらかったりしますよね。

そんな時にはどうやって確認したら良いのかご紹介します。

缶詰本体に必ず数字が記載されている

食品衛生法で、缶詰には主な原材料や賞味期限、製造された工場などを表示することが義務付けられています。

ですから、もしもラベルが剥がれてしまって缶だけになっていても賞味期限は確認できます。

缶詰の蓋や底面に、数字やアルファベットの刻印がされています

その、数字が並んだ部分が賞味期限の表示です。

アルファベットの部分は、工場などを表記する記号ですので、私達一般消費者はあまり気にすることはありません。

数字の部分で、その缶詰の賞味期限を確認しましょう!

6桁の数字の場合

たとえば「191005」という表記が缶詰に刻印されていた場合は、最初の2字は西暦の下2桁の数字を表し、3~4字目が月、5~6字目が日の表示となります。

この場合の賞味期限は、2019年10月5日ということになります。

8桁の数字の場合

最近はわかりやすくドットやハイフンなどの記号を使った、8桁の表示で賞味期限を確認できる缶詰も多いです。

「2019.10.05」や「2019-10-05」というような表記です。

これなら簡単に確認しやすいですね。

海外の缶詰

ちょっと紛らわしいのが、海外から輸入された缶詰の賞味期限です。

日本産は西暦、月、日という順番で表記されていますが海外は逆の順になったりします。
  • アメリカ表記 ⇒ 月、日、年の順→「05.10.2019」
  • イギリス表記 ⇒ 日、月、年の順→「10.05.2019」
このようになります。

ちょっとわかりにくいですが、よく見ればわかるはずですよ。

それから、海外製品の場合は月の表示が数字ではなくアルファベットの表記の場合もあります。

例えば1月はJANUARYなので「JAN」2月は「FEB」といった具合です。

海外から輸入された製品を確認する時のために覚えておいてくださいね!


スポンサーリンク


賞味期限切れしてしまった缶詰の捨て方は?正しい処分方法

しばらく放置していた缶詰が賞味期限切れしていた!ということは、よくある話。

その場合の缶詰の捨て方についてご紹介します。

開けるのが怖いからと、そのままゴミに捨ててはいけませんよ!正しく処分しましょう。

賞味期限切れの缶詰は開けて分別して捨てる



賞味期限が切れてしまった缶詰は、開封し、中身は生ゴミとして、缶は自治体の分別ルールに従って捨てましょう。

賞味期限が切れていても膨らんだり破損したり液漏れしたりしていなければ、中身はいたって普通の状態。

液体が多い缶詰なら、牛乳パックなどに古新聞を詰めて液体を吸わせるなどすると良いでしょう。

もしも臭いや液ハネが気になるという方は、お風呂場などでゴム手袋を着用するなどして作業するのがオススメ。

液体は新聞紙などに吸わせ、中身はビニール袋などに入れて、生ゴミや可燃ごみとして処分します。

万が一、中が腐敗していた場合に備えて、すぐに捨てられるようにゴミ出しできる日にちを確認してから開封すると良いですね。

賞味期限切れの缶詰は食べられないの?



せっかく買っておいた缶詰。

賞味期限を過ぎてしまったら食べられないのか?って考えるのも、人間の心理として普通のことかもしれません(笑)

実際のところ、どうなのか?

まず賞味期限というのは、美味しく食べられるという保証期間のこと。

賞味期限が切れたからといって、すぐに食べられなくなるというものではありません。

缶詰自体に破損や傷も変形もなく、液漏れなどもなく見た目が変わっていなければ、賞味期限が少し切れていても品質はそれほど変わらないようです。

ですが、食べる食べないはあくまでも自己責任ですので、おすすめはしません。

心配なら、やめておきましょう!

ちなみに、私は半年~1年ぐらいなら中を確認して、異常がなければ食べちゃいますけどね。はい、もちろん私の自己責任で。

まとめ

缶詰の賞味期限は、国産でも輸入品でも必ず缶に記載があります。

数字が並んだ部分を確認するようにしましょう!

海外製品は年月日の表記順に気をつけるようにしてください。

賞味期限が切れている場合の捨て方は、開封してから分別するようにします。

正しい処分方法で、自治体の分別ルールに従って捨てるようにしてくださいね。


スポンサーリンク