梅雨の時期になるとカタツムリをよく見かけませんか?
葉っぱやブロック塀、窓などによくくっついています。
なんとも言えない動きや姿が可愛くて思わず飼ってみようと思うが、カタツムリのエサは何をあげたらいいのか・・・。わからないですよね。
カタツムリのエサや何が好物なのか調べていきます。
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もくじ
カタツムリを飼うのは良いけど、エサは何?好物は?
カタツムリを飼うときにどんなエサをあげたらいいのか?
カタツムリの食性は植物性なので、エサはキャベツ、にんじん、きゅうり、レタスなどの野菜をあげるようにしましょう。
カタツムリの好物は、野菜や果物の中でも甘みを感じられるものが大好きです。
その中でもバナナは好物で、実も皮も喜んで食べるぐらいなので、ぜひカタツムリにあげてください。
そのほかにもメロンやりんごなどの甘みのある果物やサラダ菜やサンチェなど柔らかい葉っぱも好物です。
ちょっと変わったものだと、新聞のチラシや段ボール、食パンやティッシュペーパーなども食べてしまうんです。
試しに、カタツムリにあげてみてください。
通常与える餌としては家庭で食事するときに出る野菜くずで十分ですよ。
ただし、みんながみんなさっきあげたのが好物ではありません。
カタツムリそれぞれに好き嫌いがあるので、初めはいろんな食べ物をあげてみて、どれをよく食べるか確認して、よく食べるものをあげてあけるのがカタツムリにとって1番いいです。
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カタツムリがコンクリートを食べる!?真相と理由は?
この記事の最初にも書いたように、カタツムリは雨が降るとコンクリート塀にいますよね。
なぜコンクリートにいるかというと、実はセメントに含まれる石灰岩のカルシウムや塩分を食べているからなのです。
雨風にさらされたコンクリートからは炭酸カルシウムが染み出していて、それをカタツムリは食べています。
では、なぜカタツムリはコンクリートを食べるのかという真相に迫って行きましょう。
カタツムリの殻は炭酸カルシウムで出来ていて、その殻を石灰質を塗り足しながら大きくしていきます。
カタツムリは成長に合わせて殻を大きくしていく必要があるので、カルシウムをたくさん摂取しないといけないためにコンクリートを食べているのです。
カタツムリの殻の中には、内臓が入っていて、胃や心臓、肝臓、生殖器など大切な臓器があります。
自分の臓器を守るためにカルシウムをたくさん摂取し、固い殻を作らないといけないという理由があるのです。
エサとして食べる葉や苔からカルシウムを摂取するには限界があるし、なかなか多くの量を摂取できません。
しかし、コンクリートからはカタツムリに必要なカルシウムが一度にたくさんの量を摂取できるため、そのカルシウムを求めてカタツムリはコンクリートにやってきて、食べているのです。
余談ですが、コンクリートがない場合は、カルシウムを含む石(サンゴを含む)やカタツムリの捨て殻を食べたりしているのです。
それでは、カタツムリを飼ったときはどうやって必要なカルシウムを摂取してあげればいいのか気になりますよね。
インコなどの鳥類の飼育に使用されるボレー粉置いてあげるとカルシウムが摂取できるので、必ずカタツムリを飼育する場合は、置いてあげてください。
コンクリートブロックのかけらを置いてあげるのでもいいです。
カタツムリを飼う場合は、カルシウムを摂取できるものを置くことを忘れないでください。
まとめ
カタツムリがコンクリートを食べていたことは驚きですが、カタツムリにとっては必要不可欠な栄養を摂るためだったんですね。食事で補えないものを自ら探し摂取しているなんて驚きです。
人間に比べるとかなり小さいのに、生きるための知恵は本当にすごい!
カタツムリの真相を知ると、ふと街で見かけたときに「あーいまカルシウム摂ってるんだなー」と思うと、何か可愛いなと感じてしまいそう。
そんな可愛いカタツムリを家に持ち帰ったときには、カタツムリにとって嬉しいエサをあげ、可愛いがってあげてください。
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