夏になるとスイカが食べたくなりますよね。
スーパーなどで見かけるスイカは赤いものが多いのですが、時々黄色のスイカを見かけることもあります。
赤色と黄色のスイカの違いは何があるのでしょうか?
また、スイカの種も黒いものと白いものがありますよね。
今回は赤と黄色のスイカで何が違うのかと、黒い種と白い種の違いについて、お伝えしていきます。
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もくじ
スイカの色の違い その1 果肉の色は何が違う?味に違いは?
まず最初に、スイカの果肉の色の違いから見ていきましょう。スイカには一般的な赤色の果肉の他にのも、黄色い果肉のスイカもありますよね。
あの色の違いの原因は何なのか?
そして、果肉の色が違うことで、味に違いはあるのでしょうか?
スイカの果肉の色はxxによるもの
赤と黄の果肉の色の違いは、スイカの遺伝子が原因で起きます。
スイカの色は、もともと白や黄色などの薄い色になるようになっているのです。
スイカの果肉の色はリコピンやカルテノイド、キサントフィル類の含有量によって変化します。
黄色いスイカはリコピンが含まれておらず、黄色い色のスイカになります
また赤色のスイカにはリコピンを含む3種類の成分すべてが含有されているため、赤色のスイカになります。
赤色と黄色で味は違うのか?
では、赤と黄色のスイカで味に違いはあるのでしょうか?
赤と黄色のスイカの味ですが、黄色のスイカは甘みがすくなくてすっきりとした印象になる味です。
スイカの色の違いは、リコピンなどの成分の含有量の違いから出て、味にも違いが出るんですね。
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スイカの色の違い その2 黒い種と白い種、何が違うの?
続いては、スイカの種の黒と白の違いについてです。
スイカの中にある黒い種は成長しきった種で白い種はまだ成長途中の種と思っていませんか?
私もそう考えていた1人なのですが、黒と白の種の以外は成長によるものではありません。
黒い種、白い種ではっきりとした違いがあります。
スイカの種の色の違いは、違いは受精をしているかどうかなのです。
スイカの種はもともと全て白色で、受精した種は実が大きくなるに連れて黒くなります。
対して、受精していない種は白いままなのです。
種の色の違いは、未熟かどうかではなく、受精しているかの違いなんです。
スイカの特徴
スイカは夏の風物詩ですが、実は栄養面など、体にうれしい効果があるのを知っていましたか?
ほとんど水分だから、栄養なんてあまりないのかと思っていたのですが。
ということで、色の違いを知った続きとして、スイカが栄養などについて触れておきます。
スイカに含まれている栄養素
スイカの実には色々なビタミンなどの栄養素が含まれていますが、その中で特筆すべき栄養素はシトルリンです。シトルリンは今やスポーツをする人にとっては欠かせない栄養素ですが、実はスイカから発見されたんです。
シトルリンは成長ホルモンを分泌してくれますので、筋肉量の増大や美肌に効果があります。
また、血管を広げて血流を促進する効果もあり、血行を改善してくれます。
シワの予防
スイカに含まれている成分の1つにシステインがあります。システインとは化粧品によく含まれている成分で、シミやしわのもとになるメラニンを抑制する成分が含まれています。
スイカには美容に効果のある成分まで含まれているんですね。
カロリーが低い
スイカは100グラム当たりのカロリーが約37キロカロリーとほかの果物と比べて非常にカコリーが低いのです。ダイエットに人気のあるバナナでさえ100グラムあたり86キロカロリーもあります。
スイカのほうが圧倒的にカロリーが低いんです。
ダイエットに向いている
スイカは水分が多いためお腹が膨れやすくなりやすいです。スイカには糖質分解酵素であるマンノシターゼが含まれているため、脂肪を燃焼してくれる効果があるため、ダイエットに向いています。
水分をたくさんとってもカロリーは低いので、ダイエットをしながら水分補給もできます。
スイカの種にも栄養はある?
スイカを食べるときに赤い部分は食べますが、種の部分は食べずに捨ててしまう人がほとんどだと思います。ですがちょっと待ってください。
スイカの種も実に負けないくらい栄養素が詰まっていますので、何が入っているのかお伝えしていきたいと思います。
スイカの種に含まれる栄養素
スイカのためも分類するとナッツ類の一つとなりますので、バランスよく栄養素が含まれています。植物性たんぱく質が大豆と同じくらいの含有量があります。
またコレステロール値をコントロールしてくれる不飽和脂肪酸がたくさん含まれていますので、血液をサラサラにしてくれます。
その他にもスイカの種には、
- むくみを解消してくれまるカリウム
- 抗炎症作用や血中コレステロールを下げてくれるリノール酸
まとめ
いかがでしたでしょうか。スイカは甘いだけではなく栄養価も非常に高いため、旬の季節には積極的に摂るのも良いんですね。
水かは水分ばかりだと甘くみてはいけないということが、わかってもらえたのではないでしょうか。
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