みなさんは、「梅」といえば思い浮かぶものは何でしょうか?
やっぱり梅といえば梅干しが真っ先に思い浮かぶという方が多いですよね。
日本では奈良時代から食べ続けられている、梅干し。
お弁当やおにぎりの具として、私たちの食卓には欠かせないですね。
また、梅酒をよく飲むという方も多いかもしれません。
私も大好きで、最近はソーダ割りにして飲むのがお気に入りです。
このように「梅」といえば梅干しや梅酒が定番ですが、「梅酢」というものをご存知でしょうか?
穀物酢やリンゴ酢、ワインビネガーなどはよく知っている方も、梅酢って意外と知られていなかったりするんですが、すごい栄養と効能があるんですよ!
私は毎年時期が来ると梅干しを手作りしているので、梅酢も家庭には欠かしたことはありません。
すごい栄養と効能を秘めた梅酢。知らないなんてもったいない!
梅酢って何?という方も、その栄養と効能を知るときっと取り入れたくなるはず。
今回は、梅酢の栄養・効能と使い方や食べ方について紹介していきます!
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もくじ
梅酢とは?どんな栄養・効能がある?
梅酢とはどんなもの?
梅酢とは、梅干しを作る時に塩を振って重しを乗せた時に、梅の実から出てくる液体(梅のエキス)のことをいいます。
梅から出てきた状態の無色に近いものを白梅酢、赤紫蘇を入れて赤くなったものを赤梅酢といいます。
普段よく使っている穀物酢、米酢などとは違って酢酸を含まないので、お酢のツンとする特有のニオイはなく、やわらかな酸味と梅の良い香りが特徴的です。
梅酢のすごい栄養と効果!
梅干し作りの時の副産物のような梅酢ですが、これにはすごいパワーがあるのです!梅酢にはクエン酸、コハク酸、リンゴ酸などの有機酸やポリフェノールが豊富に含まれているのです。
それらが身体にもたらす嬉しい効果をご紹介します。
胃がん予防
梅に含まれるポリフェノールの一種である、梅リグナンという成分。これには、胃がんや胃炎の原因となると言われているピロリ菌の活動を抑えてくれる働きがあります。
美肌・アンチエイジング
梅酢には、光免疫抑制作用があります。紫外線にあたって毛細血管が傷つき、肌が老化してしまうのを防いでくれます。
疲労回復
梅酢にたっぷり含まれているクエン酸。クエン酸を摂取することで体内の老廃物、毒素を排出させて身体が酸化するのを防いでくれ、疲労によるダメージ回復を助ける働きをしてくれます。
カルシウム・鉄の吸収率アップ
年齢とともに吸収率が低下すると言われているカルシウムですが、クエン酸などの有機酸には鉄分やカルシウムの吸収を促す働きがあると言われています。強い殺菌・解毒作用
梅酢には強い殺菌作用があるので、身体に摂り入れておくと感染症の予防や解毒の効果が期待できるため、ノロウイルスや食中毒などの予防効果があります。梅酢にはからだに嬉しい栄養・効能がたくさん含まれているということがわかりますね!
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梅酢を積極的に摂りたい人へ!使い方・食べ方を紹介
すごいパワーを秘めた梅酢ですが、どのように摂り入れたらいいか分からない方のために、私のオススメの使い方と食べ方をご紹介していきます。梅酢水でうがい
梅酢を水で薄めるだけの簡単な梅酢水を作りましょう。この水で薄めた梅酢でうがいをすると、強い殺菌作用で風邪やインフルエンザの防止に持ってこいです!
また、炎症を抑える効果もあるので口内炎が出来たときなどにもオススメ。
お部屋の消臭
梅酢水をコップに入れてお部屋の置いておくと、お部屋の消臭効果があります。梅の爽やかな香りが好きな方はぜひお試しを。
梅酢スカッシュ
レモンスカッシュの要領で、梅酢に蜂蜜を少し混ぜてソーダで割ったもの。サッパリと爽やかに飲むことができますよ!
梅酢ドレッシング
梅酢にお好きなオイル(サラダ油、オリーブ油、ひまわり油等)と、塩コショウを混ぜるだけで簡単にドレッシングが作れます。お好みで、サラダや冷やっこ、お刺身などにかけてカルパッチョ風も美味しいです!
浅漬け
大根やカブ、きゅうりなどお好きな野菜をスライスして梅酢で軽くもんで半日もおけば簡単に浅漬けが出来上がります。梅の爽やかな香りが食欲をそそる、美味しい浅漬けになりますよ。
どうでしょうか?
梅酢の食べ方ってたくさんあって、ここでは紹介しきれないくらいなんですよ!
私はこの他にも、殺菌作用を利用してお弁当やおにぎり作りをする時には、少量の梅酢を炊飯器に入れてそのままご飯を炊いたりして利用しています。
まとめ
梅酢には、疲労回復やアンチエイジング、胃がん予防などの嬉しい効果がいっぱい!ちょっぴり地味なアイテムですが、アイディア次第で使い方は無限大です。
今まで梅酢を知らなかったという方も、ぜひ、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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