5月5日のこどもの日が近づいてくると、端午の節句という事で、男の子がいる家庭では、健やかな成長を願って鯉のぼりを飾る風景が見られます。
青空に雄大な姿で風になびく鯉のぼりを見るのは、気持ちの良いものですよね。
私の子供の頃も、祖父が買ってくれた鯉のぼりを父がベランダに飾ってくれて、兄弟みんなで大喜びしてずーっと眺めていたのを思い出します。
自分の家に鯉のぼりがあるのは、子供ながらにちょっと自慢げな気分になったものです。
そんな思い出もあり、自分の子供が「鯉のぼりを飾りたい!」と言い出したら、飾ってあげたいと思うのが親心ですね。
庭がない/狭い、あまり広いベランダではないとなると、大きな鯉のぼりを飾るには色々と不安があります。
鯉のぼりをベランダに飾る時の方法と、注意する点をしっかり押さえて飾ってあげましょう!
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もくじ
ベランダに鯉のぼりを飾りたい!どんな取り付け方がある?
まず、ベランダに鯉のぼりを飾る方法にはどんなものがあるのか知っておきましょう。
最近は、一戸建てのベランダやアパート・マンションのベランダに飾れるような鯉のぼりセットが多く売られていて、取り付けるための金具や器具もセットになっているようです。
ご自宅のベランダがどんな仕様になっているかをしっかり確認して、それに合った鯉のぼりセットを選ぶようにするといいですね。
調べてみると、ベランダに飾る鯉のぼりは大まかに3つほどパターンがあります。
1つずつ説明していきますね。
重しでポールを支える万能スタンドタイプ
これは、ベランダの床に直接置いて、水重しで固定して鯉のぼりのポールを設置するタイプです。直接床に置くタイプなので、場所を簡単に移動させたりできて便利ですね。
ただし、位置を決めたらしっかりと重しをして固定させましょう!
手すり格子や柵に金具で取り付けるタイプ
ベランダに飾る鯉のぼりの主流はこのタイプのようですね。手すりに取り付けるタイプと、ベランダの柵のコンクリート部分に取り付けるタイプの2種類があるようです。
どのタイプにするかによって使われている金具の形もさまざまで、間違えてしまうと取り付けができない場合があります。
自宅のベランダの仕様をしっかり調べてから選ぶようにしましょう。
手すりの太さや、コンクリートの厚さなど、設置したい部分を確認する必要がありますよ。
ロープでぶら下げるタイプ
こちらは、ベランダ用というよりは室内用として売られているものですが、ロープがあればそれにフックでぶら下げるだけというお手軽な方法で人気があるようです。縦に親子の鯉が並んで元気良く泳ぐ、という姿は見られませんが、女性でも簡単に取り付けられ、また雨の日はすぐに家の中に移動させられるのも魅力ですね。
天気に関係なく、鯉のぼりを楽しむことができそうです。
風向きによっては上手く行けば、ちゃんと泳いでくれることも。
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気をつけて!ベランダに鯉のぼりを取り付けた時の注意点
ベランダに鯉のぼりを取り付ける時には、いくつか気をつけたいポイントがあります。強い風を想定してしっかりと固定すること
当然のことながら、鯉のぼりは風を受けてこそ泳いでくれるもの。
ある程度の強風を受けることを想定してしっかりと固定することが大事です!
鯉のぼりと、ポールを結ぶ紐の部分も擦れて弱っていないか確認しましょう。
切れて飛んでいってしまった!なんて事にならないように気をつけましょうね。
ポールの太さ、長さ等サイズをしっかり確認
セットになって売られているものなら、サイズは合っているでしょうが、設置する時に、ポールと固定部分を別で用意する場合は注意が必要です。ポールのサイズがスカスカで簡単に抜けてしまうようなことが合っては大変!
ポールごと抜け落ちたりすると重大な事故にも繋がってしまうので、十分注意してください。
隣近所へ迷惑になっていないかチェックしよう
広い一軒家の庭なら問題ないかもしれませんが、隣接する家がある場合や、マンションやアパートのベランダに鯉のぼりを飾る時には注意です。お隣や、上下の階へ鯉のぼりがかかってしまわないようにしましょう。
また、高層マンション等の場合は鯉のぼりを飾ること自体禁止されている場合もあるようなので、買う前に管理会社に確認したほうが良さそうですね。
まとめ
昔とは住宅事情も変わってきていて、小さめのベランダにも飾ることができる鯉のぼりセットは多く売られています。
ご自宅のベランダに合った鯉のぼりがきっと見つかるはずですよ。
優雅に泳ぐ鯉のぼりを飾って、お子様の健やかな健康を願いたいですね。
周りの家への配慮もお忘れなく!
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