風鈴の種類/名前と音の違いは?素材や音の特徴

風が吹くたびに揺れながら、きれいな音を奏でる風鈴

暑い夏の窓辺から、涼をもたらす風物詩のようなものですよね。

皆さんのお宅には風鈴を飾っていますか?



そんな夏の風物詩の風鈴ですが、ひとくちに風鈴と言っても、いろいろな種類があるのはご存知でしょうか?

日本各地でさまざまな種類の風鈴が作られていて、名前も違えば使っている素材、音の特徴もそれぞれ違うのです。

どんな風鈴があるかご紹介していきます。

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もくじ

風鈴の種類と名前。ガラス製や金属があるけれど・・・


風鈴というと、どんなものをイメージするでしょうか?

私はやっぱり、透明なガラスに涼しげな朝顔などの絵が描かれたような風鈴を思い浮かべます。
あなたはどうでしょうか?

ですが、調べてみると、思ったよりたくさんの種類の風鈴があるので、ここで紹介していきますね。。

まずはじめに、特に有名な2つの風鈴から。

江戸風鈴

江戸時代から作られていることから江戸風鈴と名付けられた風鈴です。

宙吹きの技法を使ったガラス製で、内側から行う絵付けまでひとつひとつ手作りで作られていて、同じ形で同じような絵付けをされていても、それぞれ音色が違うのが特徴。

大きさは3種類、形は4種類(ひょうたん、すずらん、しんすい、小丸)。

篠原風鈴本舗と、篠原まるよし風鈴の二箇所で作られています

南部風鈴

岩手県の南部鉄器で作られている風鈴で、こちらは鉄製のです。

時代は江戸風鈴のあとになり、大正時代頃から作られています。

お寺にある鐘のような形をしたものや、灯籠・屋敷の屋根をモチーフにしたものなどいろいろなデザインの物があるのが特徴です。



ここで紹介した江戸風鈴と南部風鈴が、日本では最も有名な風鈴と言えるでしょう。

ですが、その他にも各地で風鈴が作られています。
続けてご紹介していきましょう。


高岡風鈴

富山県高岡市の伝統工芸技術を用いて作られている、真鍮(しんちゅう)でできた風鈴。

ちなみに、真鍮とは銅と亜鉛の合金なので、金属でできた風鈴の1つだと言えます。

高岡鋳物製造技術によって作られて、ロクロを使って職人さんが仕上げています。

小田原風鈴

神奈川県小田原鋳物で作られる、砂張(さはり)の風鈴。

砂張とは、銅・錫・鉛などからできる銅合金の一種です。

北条時代から始まったと言われる、小田原の伝統工芸のひとつです。

明珍火箸風鈴

兵庫県姫路市で作られている、火箸を使った個性的な風鈴です。

四本の火箸を吊り下げた特徴的なデザインで、きれいな音色を出します。

鉄の他に、チタン製のものも作られています。

別府竹風鈴

大分県別府市で作られる風鈴。

これは、岩手県の南部鉄でできた風鈴を、手作りの竹籠で包み込んだものです。

そうすることでまた、一風変わった音色が出るようになるんだとか。

備長炭風鈴

和歌山県の備長炭を使ってできた、少し変わった風鈴。

棒状の炭が数本連なった、真っ黒な風鈴は、風に揺れてきれいな音を出してくれるんだとか。
 
同じ風鈴という種類であっても、本当に色々なものがあることがお分かりいただけると思います。

恥ずかしながら、竹で作られた風鈴があるというのを知りませんでした。


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それぞれの風鈴の音の特徴は?どうやって選ぶ?

風鈴の音色は、風鈴の材質と形などで違ってくるもの。

動画による音色と合わせて、それぞれの特徴をご紹介します。

ガラス製

ガラスの風鈴は、金属の風鈴と比べると軽やかで短めの音が鳴ります。

江戸風鈴は、内側がギザギザになっているので少しの風でも音が鳴るのが特徴です。

こちらの動画で、音色が聴けますよ。



鉄製

南部鉄を代表とする、鉄でできた風鈴の音はハッキリとクリアで高音なので、遠くまで響き渡ります。

こちらは南部風鈴の音色です。



真鍮

真鍮でできた風鈴の音は、独特の澄み切ったリーンリーンという音がキレイです。

高岡風鈴の音色はこちらの動画で確認できます。



砂張(さはり)

銅合金の一種である砂張は、長い余韻と奥深い音が特徴です。

砂張で作られた風鈴の音色が確認できるこちらの動画では、その長い余韻が良くわかります。



備長炭などの竹でできた風鈴は、元が木とは思えないような意外な高音が出ます。

金属とも似たような音色です。

こちらは竹かごと南部鉄で作られた別府竹風鈴の音色です。
独特な音色が確認できますよ。



以上、5つほど材質による音の特徴を簡単に説明しましたが、風鈴のデザインなどによっても音の響き方は大きく違ってくるので、販売している場所で実際に音を確認してみたほうが良いですね。


風鈴の選び方


風鈴を選ぶ時は、どこにぶら下げてどんな音がなって欲しいのかイメージするのが大事です。

見た目が涼しげなものが良いならやっぱりガラス製の物が良いでしょうし、長く遠くまで響き渡るような音色が聞きたければ金属製を選んだほうが良いでしょう。

細かな音色の違いで、好みも別れますので実際に見て、触れて、聞いてから購入するのが一番良い方法だと思います!

まとめ

風鈴は、ガラスで出来た江戸風鈴と鉄で出来た南部風鈴を代表として、各地で色々な種類のものが作られています。

それぞれの材質やデザインによって、異なる音を奏でます。

できれば実際に見て、聴いて、自分に合った好みの風鈴を選んでみましょう!


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